はじめてのツーリング 4日目(2005/2/9)

Williams⇒Flagstaff⇒Sedona⇒Jerome⇒Phoenix

道路の雪は殆ど融け、空は快晴。雪の積もった山や丘の眩しい、良い天気です。体調もだいぶ良くなりました。早朝のエンジン始動は、ノーマルのインジェクション仕様であっても、ここがアメリカのモーテルであっても、やっぱり気を遣います。まー景気の良い音が響く響く!
出発の太鼓打ち鳴らしてるようで、気持ち良かったりもしますが。。

先ずはインターステート40号をFlagstaffへ東進。さらに標高が上がります。一昨日の反省から、今日は上7枚に下5枚・靴下2枚にマスク・マフラー、腰とブーツの中に「貼るカイロ」、手袋も軍手をインナーにスキー用グローブを装着、とにかく笑っちゃうくらいの重装備。特に嬉しいのは、ブーツの「貼るカイロ」、これ最高です。成田空港で試しに買った1コですが、ホントに助かった!

Flagstaffからルート89A、更に山の中に入っていきます。ランドマクナリー社のロードマップにも、お薦めシーニック・ルートとして紹介される道です。案内標識はとても分かり易く、迷う事はありません。たまに後ろを見やると、我がロードキングの従者は5台、10台と増えているので、路肩に停まり、先に行かせます。白樺や杉の木立を通り抜ける山道は気持ち良いものの、きついカーブでは初心者っぷりを遺憾なく発揮します。

d0031061_1725296.jpg赤茶けた岩肌が目立つようになってくると、そこはSedona。いかにも観光地といった風情です。昨日39度の熱を出したのに今日は元気なのは、「大地のパワー」によるものでしょうか?

ゴツゴツしたSedonaを通り過ぎると、なだらかな幾つもの丘陵が続き、やがてまたJeromeへ向けて細い山道に入っていきます。もちろん相当の距離を稼いではいますが、なかなか変化に富む景色に飽きる事はありません(スケールはひたすら大きいままなので、やっぱり距離感覚は麻痺していますが)。ズドドーン、ズドドドドドド~ン、とエンジンは吼え、南に下るにしたがって頬を撫ぜる風も温くなってきます。一昨日のタフな状況が信じられないくらい、今日は気持ちの良いツーリングです。

d0031061_17255882.jpg峠を越え、またもパァーっと開けた視界に圧倒されました。グランドキャニオンから続く山岳地帯を抜け、メキシコ国境に辿り着くのであろう平原を往く一本のまっすぐな道が、霞の向こうに伸びています。途中Subwayで買っておいたサンドイッチを頬張り、最高の一服をしました。

峠を下ると、ニョキニョキと生えたサボテンが続きます。空気も生温くなり、いかにも南西部の田舎町を幾つも通り抜けます。一昨日通り抜けた、バラックの並ぶ寒々しい風景と違って、ちょっと陽気な雰囲気も漂います。気づくと、フロントスクリーンには無数の虫跡。考えてみたら、いままで虫もいない寒い中走り続けていたんですね。ガソリンスタンドには、虫跡を掃除するT字型の清掃具と洗剤入りバケツが用意してあるので、バシャバシャ洗います。上空を、ランディング・ギアを降ろした飛行機が頻繁に追い越して行きます。やがて道も混んできて、いつのまにか日本の首都高ばりに混雑したハイウェイとなり、大都市Phoenixに入りました。市中心部を一周してまた郊外に出ると、いかにも高級な住宅街。まーアメリカという国(としての行い)は決して好きではないですが、この国土と生活は、四季の自然と旨い飯に溢れた日本から来ても、やっぱり羨ましいナの一言です。

そしてあまり高級でない地区のモーテルに辿り着きました。レストランのマッシュ・ポテイトウはやっぱりヤなので、久しぶりのコンビニに行って惣菜パンやスナック、ビールを買い込みました。でもやっぱり大味なゴハンに辟易しつつ、ちょっと体調復活して呑めたビールに酔って、早めに寝ることが出来ました。あまり高級でない地区のモーテルだけに安かったけど、周囲の治安にチト不安を感じました。むかし旅したアジアの街なら、ちょっと雰囲気悪くても、屋台でニコッとすればすぐオジサンオバサン達と仲良くなれたのですが、ここはそんな雰囲気でもありません。やや偏見入っていることは否めないかもしれませんが、肌と背中の感覚は、海外では大事です。





Sedona
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Phoenix
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by hasekoi | 2005-02-09 20:00 | FLHRS・おでかけ
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