寒い寒い夜行列車は、夜明けとともにカサブランカに到着した。1時間近く遅れていた筈の列車は10分遅れに回復...なので、飛行機に間に合ってしまう...残念だけど、帰り道に向かって歩き出す。
インドでは帰りの飛行機を寝飛ばして散々な思いをしたが、予定通りに帰れてしまうのも、ちょっと、寂しい。
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全てが高い空港で買ったちょっとしたお土産で、モロッコ・ディルハムの有り金を使い果たし水すら買えなくなったけど、飛行機に乗ればひさーしぶりのビール、ビール♪ 電車と船で辿ってきたルートを2時間ばかりで飛び越え、驚きの馬鹿でかさのパリ、シャルル・ド・ゴール空港。じっと東京行きを待つのもイマイチなので「パリに行った」と言うためだけに?いったん入国、街とをとんぼ返りしたら、またもギリギリに。
帰り道はあっという間。ボケっとシベリアの大地とテレビと乗務員さんとを交互に眺めているうちに、飛行機は高度を下げはじめた。さて、髭でも剃るか。